個人事業主の方がレンタルオフィスを借りると、一般のオフィスを借りる場合と比較して初期費用の安さなどのメリットがあります。
ただ、こうしたメリットだけでなく、仕事をする上での様々な条件なども、やはり考慮する必要があるでしょう。
例えば他の入居者との兼ね合いで、プライバシーの保護が難しい、という場合や一見コストが安そうでも、プリンター、コピー機の使用、電話の転送、秘書サービスなどで費用がかかり、4名で利用した場合一月100万円程度掛かることもあります。
取引が増え、取引先の方にお越しいただき商談を行うことが多くなる場合だと、きちんとした応接の設備が必要になりますし、出来れば会議室が使えるところが良いでしょう。
また、取引先とのアクセスが良いと、何かあった時にすぐ来てもらえる、という安心感を与えることができます。
こうしたことから、仕事の内容によって、必要な備品はどのようなものか、また、立地条件はどうか、などをよく考えてオフィスを選ぶことが大切です。
また、レンタルオフィスの基本料金に加え、オプションはどのようになっているかもよく確かめましょう。
来客応対で会議室などを使う際、どこまで基本料金内に含まれるのか、時間ごとに課金される場合、いくらかかるのか? ホワイトボードやプロジェクターの有無、料金体系の確認もした方が良いでしょう。
また、電話、FAX、コピー機などの使用料はどれくらいで、どのような形で課金されるのか?
電話、FAX、郵便物の転送はどこまで基本料金内に含まれるのか?
こうしたところも良く確かめることです。
近年のレンタルオフィスの人気の高まりから、レンタルオフィスを運営する企業同士の競争も激化しているため、
運営会社も信用できるか確かめましょう。
運営会社の事業母体はどのようなもので、どれくらい事業を継続して運営しているか、問い合わせや物件見学の際の対応はしっかりしているか、なども確かめたほうが良いでしょう。